公益財団法人大遊協国際交流・援助・研究協会は9日、大阪市中央区のホテルプリムローズ大阪において2018年度奨学金受給証書交付式を開催した。
同財団の奨学金制度は大阪府下の大学に在籍する留学生を対象に、学部生に月額5万円、院生に月額7万円を支給するもので、1991年の財団設立から継続実施しており、今年度は新規14名と継続16名の合計30名に支給した。式典では髙島洋理事長が「今、日本の企業は人手不足に直面しており、優秀な外国人を採用し、その知識、語学力を活用して戦力にしようとしている。卒業後、日本で就職するには極めて有利な情勢。このチャンスを活かすかどうかは皆さんの今後の努力にかかっている。そして、留学生活で得られた貴重な経験と知識を活かし、将来、日本の良き理解者となって日本と本国の真の懸け橋になって頂きたい」と、留学生に祝いの言葉を述べた。
式典には、在阪大韓民国総領事館のヤン・ホソク領事、播本裕典大阪府国際交流長、奨学生選考委員を務めた大阪府遊協の段正峰副理事長に加えて、留学生が在籍する大学関係者らが出席した。
[2018年4月16日・日刊遊技情報]