全国遊技ビジネス振興会(全遊振)は19日、東京都台東区のホテルパークサイド上野において第6期4回目の例会セミナーを行った。
今回のセミナーでは、ランチェスター協会認定インストラクターでもあるリスペクトマインドの武内臣介代表取締役がホール向けのランチェスター戦略活用術を話したほか、全遊振の名誉顧問で小森ワーキングの小森勇代表が、ホール業界の現状や展望を語った。
小森氏は直近のホール新店動向について、自身が新店1店舗1店舗に足を運んで得た情報をもとに、裏話も交えて各新店の集客状況や自身の分析内容を説明。「最近オープンした新店53店舗のうち、東京と愛知はゼロ。こんなことは近年稀に見る珍事ではないだろうか。53店舗のうち、M&Aによる出店が42店舗で、全くの新規出店は11店舗だった。認定作業等で役職者が超多忙ななか、M&Aが多かったことに正直驚いている。現状は、新店53店舗のうち約半分は赤字ではなく、3.5~4割稼働程度はあり、まあオッケーかなという状況にある。一昨年の新店成功率が約3割だったので、それに比べると良い状況ではないだろうか」等と総括した。
[2018年4月25日・日刊遊技情報]