SANKYOは7日、2019年3月期第1四半期決算短信[日本基準](連結)を発表した。
2019年3月期第1四半期(2018年4月1日~2018年6月30日)の連結業績は、売上高145億2100万円(対前年同四半期増減率プラス30.7%)、営業利益13億7500万円(前年同四半期は23億4000万円の営業損失)、経常利益18億2700万円(前年同四半期は18億1800万円の経常損失)、四半期純利益14億6000万円(前年同四半期は11億6700万円の純損失)、と前年同四半期から黒字転換を達成した。
パチンコ機関連事業については、第1四半期の新規販売は1タイトルのみとなったが、昨年8月に発売した「CRF戦姫絶唱シンフォギア」の追加販売が当期においても好調に推移、またリユース機の「CRF機動戦士ZガンダムY」も販売台数を伸ばした。売上高は127億円(対前年同四半期増減率プラス126.8%)、営業利益32億円(前年同四半期は19億円の営業損失)、販売台数3万3000台(前年同四半期プラス1万9000台)となった。
パチスロ機関連事業では、新規則等の影響による買い控えなどから市場自体が低調に推移している為、新規販売タイトルは「楽シーサー30Φ」1機種のみで、売上高3億円(対前年同四半期増減率マイナス91.4%)、営業損失8億円(前年同四半期は8億円の営業利益)、販売台数は800台(対前年同期比マイナス8200台)のみだった。
補給機関連事業についても、新規出店や設備投資が低調に推移していることから、売上高13億円(対前年同四半期増減率マイナス9.3%)、営業利益3700万円(同マイナス42.6%)となった。その他事業については、売上高1億円(同プラス18.0%)、営業損失9200万円(前年同四半期は1億円の営業損失)となっている。
直近に公表されている業績予想からの修正は行われていない。
[2018年8月20日・日刊遊技情報]