経済産業省大臣官房調査統計グループは17日、「特定サービス産業動態統計調査」の6月分確定値を公表した。
「パチンコホール」の売上高は、対前年同月比で51カ月連続の減少。増減率は前年同月比マイナス2.3%となっている。繁忙期を控えて設置台数や従業員数は再び増加に転じたものの、売上高の減少傾向は続いており、下げ止まる気配はない。また事業所数についても過去最低を記録した。
「パチンコホール」以外の対個人サービス趣味・娯楽関連では「遊園地・テーマパーク」を除いていずれも対前年同月比で売上高が減少。減少業種ではいずれも利用者数の減が主なマイナス要因となっている。唯一プラスを維持している「遊園地・テーマパーク」では、「団体入場者数」が前年同月比でマイナス10.4%と大きく落ち込んだものの、一般入場者数や入場料金・施設利用料金収入がプラスとなり5ヶ月連続の伸びを達成している。
[2018年8月29日・日刊遊技情報]