大都技研は8月29日、東京都中央区の同社本社においてパチスロ新台「Hey!鏡」のプレス向け試打会を開催した。
本機は「押忍!番長」シリーズのスピンオフ機で、パチスロ6号機市場導入第1弾。同シリーズで人気キャラクターの「鏡慶志郎」を主役に起用したAT機となる。
特徴は、5号機で不可能だった純増5枚のAT「慶志郎チャンス」の搭載と、同様に5.9号機では難しいCZ、天井、天国モードといった概念を管理した「HEYシステム」を搭載する。
AT「慶志郎チャンス」はベルナビ管理型で、一度の突入でナビ10~100回を獲得。この間は、純増5枚による高速ATでの消化となり、また、チャンス役の入賞等によりベルナビの減算がストップすることもある。
AT終了後はCZ「ドライブゾーン」へ移行。CZの継続ゲーム数は15または32ゲームで、この間はハズレ役を含む全役でATを抽選。CZは複数段階存在し、上の段階ほどATに当選しやすい仕組みとなっている。本機は基本的にATとCZをループさせることで出玉を獲得していくゲーム性となり、そのループ率は合算で70%となっている。
また本機には、特化ゾーンも存在。頂対決(勝利期待度50%以上)、絶頂対決(勝利期待度80%以上)という2種類の特化ゾーン演出では、演出で勝利する限り、ATとループし、敗北時はCZへ移行する。
ゲームフローは、番長シリーズを踏襲した内容となっており、通常時、疑似ボーナス、CZ、AT等で構成されている。通常時の初当たりは基本的に疑似ボーナス「JET BONUS」となり、ボーナス終了後にCZ「ドライブゾーン」へ移行。CZ中の演出クリアでAT突入となる。
通常時は「HEYカウンター」でゲーム数を管理。規定HEY数に到達すれば特訓モードへ移行し、特訓モード時の大当り期待度は30%以上。「HEYカウンター」は毎ゲーム最低1HEY以上カウントアップしていき、最大699HEYで天井に到達する。また天井は699HEY到達のほか、999ゲームの消化でも到達するダブル天井システムとなっている。
スペックはボーナス・ATの合算確率が330.5分の1(設定①)~189.7分の1(設定⑥)、出玉率が97.9%~112.0%(設定⑥)。1000円ベースは49ゲームで、コイン単価は約2.5円。導入開始は10月1日を予定する。
[2018年9月4日・日刊遊技情報]