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認証協、次世代遊技機への対応を確認 ~依存症対策機能にも注力

ninshokyo

 

電子認証システム協議会(認証協)は19日、東京都港区の第一ホテル東京において第15期定時社員総会を開催した。

 

全10社が出席する中、全4議案を滞りなく承認可決し、任期満了に伴う役員改選では退任する酒井昌弥副代表理事に代わり、サン電子の中原大輔氏を新たな副代表理事に選出した。

 

事業報告によると、iクリアシステムの総契約件数は微減があったもののおよそ約1000件で、管理遊技機対応に向けた技術情報収集や開発、依存問題への対応、iクリアシステムユニット共通部材開発など新たなiクリアシステムに向けた対応を実施するとしている。

 

決議事項では、主に次世代遊技機システム対応状況を報告。次世代遊技機とはいわゆる管理遊技機とメダルレス遊技機のことで、これらに接続される専用ユニットについては、ホール事業者の負担軽減を目指すため、共通化検討が行われており、認証協においてもサンドユニット共通基板を用いた次世代遊技機との接続インターフェイス及び通信システムの共通化の実現を課題に挙げた。

 

吉村泰彦代表理事は挨拶の中で、「次世代遊技機はもちろん、現行のサンドユニットも作っていくが、共同で作り、共同で販売しながら、共同で購入してもらうスキームがこれからは必要になる。サンドに時間や金額を設定できる機能を付けるなど依存症対策にも注力する。認証協は若輩な団体ではあるが、業界全体に寄与できる新しい提案を行っていきたい」と抱負を述べた。

 

[2018年9月26日・日刊遊技情報]

 

一般社団法人電子認証システム協議会(認証協)

 

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