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大阪府遊協、「安全・安心まちづくりキャンペーン」を展開

osaka

 

大阪府遊技業協同組合(大阪府遊協)は11日、府内の各地域を回り、住民にひったくり被害や特殊詐欺被害などの防止を呼び掛ける「安全・安心まちづくりキャンペーン」をスタートした。

 

同組合は、大阪のひったくり発生件数が全国ワーストワンとなっていることから2008年より車上狙い・ひったくりといった街頭犯罪の撲滅を目的に「車上狙い・ひったくり撲滅キャンペーン」を展開してきた。ひったくり事案の件数が大きく減少したことを受けて、今年からはひったくり被害防止のほかに、新たに「特殊詐欺被害」「女性の犯罪被害」「子ども犯罪被害」「車上ねらい・部品ねらい被害」の防止など、府民が安全で安心できるまち大阪を目的に、キャンペーンの名称を「安全・安心まちづくりキャンペーン」とし、府内各警察署、防犯協会と協力してキャンペーン活動を展開することとなった。

 

11日に大阪市東淀川区の商業施設「かみしんプラザ」で開催された安全・安心まちづくりキャンペーンでは、東淀川警察署防犯係の担当者らがオレオレ詐欺をテーマにした寸劇を行い、被害防止を訴えた。東淀川警察署より1日警察署長を委嘱されたタレントのタージンさんは「相手は焦らせてくるが、慌てたらダメ。本当に家族からの電話だったのかを確認することと相談することで未然に防ぐことができる」と話した。その後、タージンさんよりひったくり防止カバーの効果、取付方法の説明の後、会場を訪れた地域住民にひったくり防止カバーの配布・取り付け、防犯協会等の協力で作成した特殊詐欺被害防止等の各種啓発グッズの配布を行った。

 

今年のキャンペーンは10月11日から10月20日までの間に、東淀川、都島、平野、松原、豊中、城東の計6支部で実施。また期間中、1万枚のひったくり防止カバーを配布予定で、これによりひったくり防止カバーの累計製作枚数は約32万4000枚となる。

 

[2018年10月16日・日刊遊技情報]

 

大阪府遊技業協同組合(大阪府遊協)