東京都内のパチンコホールへ金賞品を卸す業者で構成する東京商業流通組合(東商流)は10月30日、東京都豊島区のホテルメトロポリタンにおいて第29回通常総会を開催した。
総会は総組合員数116名中、本人出席等81名が出席し成立。議案は全6号議案が上程され、全て可決された。このうち、第5号議案では、規約の一部変更について審議され、これまで理事の定数が11人以上14人以内とした規定を、11人以上15人以内とする案を可決した。また第6号議案の役員選任により、堀井努理事長を再任した。
当日は議案審議に先立ち、警視庁生活安全部保安課風俗保安対策官の栗城研生氏が行政講話を行った。同氏は主に「暴力団排除と再関与の防止」「犯罪抑止への積極的な取り組み」「特殊詐欺対策」の3点について言及。犯罪抑止への取り組みについては「本年は幸いにもショップを狙った都内における強盗事件を把握はしていない。しかし過去の事例を見ると、ショップへの犯行はほとんどが開店時か閉店時。被害を未然に防ぐためにも、各設備の点検や死角になる部分の防犯カメラの増設、閉店時における従業員の増強など被害防止に万全を」と述べた。
[2018年11月5日・日刊遊技情報]