フィールズは7日、2019年3月期第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)を発表した。2019年3月期第2四半期(2018年4月1日~2018年9月30日)の連結経営成績は、売上高180億4100万円(前年同期比マイナス48.8%)、営業損失39億600万円(前年同期は27億8000万円の営業損失)、経常損失40億6200万円(前年同期は32億8800万円の経常損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失は32億5100万円(前年同期より3700万円の改善)となったが、大幅な減益減収となった。
下半期におけるパチンコ・パチスロ事業については、前期末に販売できなかった主力タイトル等の作り直しを積極的に進め、順次市場に投入し、これまでのシリーズ機を中心とした新規則機も併せて市場に投入する予定だとしている。
また、第3四半期においては、すでに販売を開始しているパチンコ・パチスロ5機種が計画通り売上を計上できる見通しだとしており、第4四半期についても既に販売を進めている3機種に加え、新たに7機種のパチンコ・パチスロを販売していく予定になっている。2019年に販売を見込むタイトルも型式試験への持ち込みが完了しており、これらの取り組みを通じて同四半期には35億円の連結営業利益を見込んでいるとした。
同年3月期の通期業績の見通しに関しては、パチンコ・パチスロ事業の営業利益を15億円、円谷プロダクションの営業利益が5億円になると見込んでおり、連結営業利益は期初計画通りの約20億円としている。
通期連結業績予想は、2018年5月11日発表の同年3月期決算短信で公表した内容からの変更は行われていない。
[2018年11月12日・日刊遊技情報]