SANKYOは9日、2019年3月期第2四半期決算短信[日本基準](連結)を公表した。第2四半期(2018年4月1日~9月30日)の連結経営成績(累計)は、売上高297億7000万円(前年同期比プラス40.3%)、営業利益32億4900万円(前年同期は55億7600万円の営業損失)、経常利益37億8600万円(前年同期は49億6900万円の経常損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益は29億400万円(前年同期は34億900万円の純損失)となった。
パチンコ機関連事業については売上高257億円(前年同期比プラス165.9%)、営業利益71億円(前年同期は43億円の営業損失)、販売台数6万9000台(同2万4000台)と2017年から大幅な増収増益を達成。販売は新規4タイトルの他、リユース機が中心となったが「フィーバー戦姫絶唱シンフォギア」のロングランヒットによる追加販売も業績に寄与した。
一方、パチスロ関連事業に関しては2タイトルを投入し、売上高15億円(前年同期比マイナス79.7%)、営業損失12億円(前年同期は営業利益12億円)、販売台数3000台(同1万7000台)と減収減益だった。
補給機器関連事業においては売上高22億円(前年同期比マイナス39.1%)、営業利益8100万円(同マイナス61.4%)と減少が続いている。
同社では新規則で新たに認められた設定付きパチンコを業界最速で市場に投入。試験的な導入として位置付けるホールでも集客の可能性について注目を集めたが、旧規則機の設置可能期限がまだ残っている事情もあって新台入替の状況は低調に推移しているとした。
[2018年11月15日・日刊遊技情報]