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ユニバーサル、2018年12月期第3四半期決算短信を発表

ユニバーサルは9日、2018年12月期第3四半期決算短信[日本基準](連結)を公表した。2018年12月期第3四半期(2018年1月1日~9月30日)の連結経営成績(累計)は、売上高670億1400万円、営業損失144億7900万円、経常利益676億6800万円、親会社株主に帰属する四半期純利益を1679億6800万円とした(前期より決算日を変更しており、前年同期の増減率は記載なし)。

 

パチンコ・パチスロ事業における同期連結累計期間の売上高は317億200万円、営業損失は19億1900万円。パチンコは8タイトル5万4438台、パチスロは8タイトル2万1359台を販売した。

 

同社ではホールへの「集客貢献」を販売方針に据え、7月~9月にかけてアニプレックス社の「SLOTハイスクール・フリート」、バンダイナムコエンターテインメントとのコラボレーション企画「ファミスロ」の第2弾「SLOTファミリースタジアム」、名機復活シリーズの「アレックス」を相次いで販売。また、今期から本格的な販売を展開したパチンコについては、人気アニメ版権及び大手ゲーム版権の他、「CRバジリスク~甲賀忍法帖~天膳の章」を市場投入した。

 

カジノリゾート事業の売上高は338億2800万円、営業損失が47億5800万円となっており、前四半期(2018年4月~6月期)との比較では、売上高はマイナス5億5300万円の121億8700万円となっている。なお、VIP向けのカジノ売上高が一時的に増加していたことによる反動減を除けば、売上高は順調に伸びているとした。営業損失は第2四半期比で減価償却費が6億6300万円にのぼったことなどから、第2四半期比プラス1億2500万円の17億3700万円に拡大。しかし第3四半期の調整後EBITDAは10億8100万円となり、利益率が高いカジノ・マーケットの売上が上昇傾向にあることに加え、売上高全体に占める割合は上がったとしている。

 

[2018年11月15日・日刊遊技情報]

 

株式会社ユニバーサルエンターテインメント
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