大阪府遊連青年部会は15日、大阪府門真市の東和薬品RACTABドームにおいて毎年恒例の未来っ子カーニバルを開催した。
未来っ子カーニバルは、事情があって家族と一緒に過ごす事が出来ない児童養護施設と交通災害遺族会の子ども達を招待し、楽しいクリスマスの1日を提供しようと、同青年部会が中心となって毎年実施している社会貢献活動で、今回で32回目となる。
今年は大阪府下の児童養護施設等から1744名(引率者を含む。兵庫県より1施設を招待)を招待。東和薬品RACTABドームを全館借り切って行われ、スケートリンク、エアー遊具、ゲーム、飲食屋台、ネイル、ヘアアレンジ、フェイスペインティングなどが提供された。
今回の開催コンセプトは「遊びと学び、未来っ子わくわくワンダーアドベンチャー」で、福田善久実行委員長は「参加型のイベントや小さな子ども達でも作れるワークショップなど、普段経験できないことを体験し、遊びの中で何かに気づき、未来っ子たちが将来に向かって、希望と目標を持てるようにしたいとの思いから今年のテーマを設定した」と説明。新たな試みとして、新人アーティストの発掘、育成、開発を手掛けるavexアーティストアカデミー大阪校の協力により、ダンス教室、モデルウォーキング教室、未来っ子オーディションが行われた。
イベントには大阪府遊協、関西遊商、回胴遊商などの業界関連団体・企業、地元の専門学校・高校から300名を超える人々がボランティアとして参加している。
[2018年12月20日・日刊遊技情報]