全日本遊技事業協同組合連合会(全日遊連)は18日、東京都港区の第一ホテル東京において全国理事会を開催。理事会後には記者会見が行われた。
会見の冒頭で阿部恭久理事長は「依存に明け、依存に暮れる年。行政講話も依存問題対策が中心となっていた。5月の(依存症問題)啓発週間もあり、どのように業界の取組を国民に理解していただくか、またパチンコを大衆娯楽として広く遊んでもらえるようにしたい」と本年の見通しを語った。
質疑応答の中で阿部氏は、依存症問題啓発週間について5月に東京・中野の会場を利用しての取組を予定しており、依存問題についての初歩的な内容を業界側から発信したいと説明した。併せて「安心・安全アドバイザー」について18年末で目標の3万人を達成したと報告。ただ一人も受講していない店舗が若干数残るほか、退職者等の問題もあることから引き続き講習を続けていく予定となっている。
その他、全日遊連が主催する「障がい者雇用促進講習会(東京)」を2月20日に東京・市ヶ谷の遊技会館において開催すると発表。障がい者雇用義務の推進や積極的雇用による社会貢献を目的としている。
[2019年1月25日・日刊遊技情報]