平和は8日、2019年3月期第3四半期決算短信[日本基準](連結)を公表した。第3四半期(2019年4月1日~12月31日)における売上高は1114億5100万円(前年同期比プラス11.2%)、営業利益260億700万円(同プラス112.3%)、経常利益257億8300万円(同プラス121.3%)、親会社株主に帰属する四半期純利益168億5700万円(同プラス184.7%)となり、パチスロ機の販売台数が前年同期から大幅に改善された為、増収増益を達成した。
遊技機事業では、パチンコ機「JAWS再臨‐SHARK PANIC AGAIN」及び「戦国乙女5 10th Anniversary」などを発売し、販売台数を7万6000台(前年同期比マイナス2000台)とした。パチスロ機は「パチスロルパン三世 世界解剖」及び「パチスロ不二子TYPE A+」などを発売し、4万4000台(同プラス3万3000台)を販売。販売台数が著しく落ち込んだ前年同期に比べ、遊技機事業の売上高は451億3500万円(同プラス32.2%)、営業利益169億8200万円(同プラス446.6%)で大幅に上向いた。
ゴルフ事業は、2018年11月に2ゴルフ場と株式譲渡契約を締結し、2019年2月より運営を開始。売上高及び利益面については、補充会員募集の奏効や前期取得したゴルフ場の貢献など、増加の要因はあったものの、第2四半期に発生した「平成30年7月豪雨」といった自然災害の影響により、売上高663億1600万円(同プラス0.3%)、営業利益115億2400万円(同プラス0.3%)と、前年同期と同程度の水準にとどまった。
なお、2019年3月期の連結業績予想については、2018年5月10日に公表した連結業績予想からの変更はない。
[2019年2月18日・日刊遊技情報]