フィールズは7日、2019年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)を発表した。2019年3月期第3四半期(2018年4月1日~2018年12月31日)の連結経営成績は、売上高376億1500万円(前年同期比マイナス16.9%)、営業損失12億6100万円(前年同期は36億1200万円の営業損失)、経常損失13億1400万円(前年同期は38億5800万円の経常損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失は1400万円(前年同期より41億1900万円の改善)で減収ながらも純損失が大幅に改善された。
グループの主力であるPS流通カンパニーにおいては、上半期(4月‐9月)は市場の状況に鑑み、主として新規則に対応した遊技機への作り直し期間と位置づけ、旧基準機に基づく遊技機や後発機を中心とした販売に注力。4万3000台を計上した事を主因に上半期の連結営業損失は39億円となった。続く第3四半期(10月‐12月)は、作り直した新規則機を含む主力タイトルの新台販売に注力した結果、4万7000台を計上。同期の連結営業利益を約26億としたうえ、連結経常利益が約27億円の黒字になった。また七匠の連結子会社化に伴う段階取得にかかる差益7億4800万円を特別利益に計上したことにより、親会社株主に帰属する四半期純損失は前年同期の41億3300万円から1400万円までに改善した。
なお、通期連結業績予想は2018年5月11日発表の同年3月期決算短信で公表した内容から変更はなく、第4四半期(1月‐3月)の進捗については、PS流通カンパニーにおいて現在、パチンコ・パチスロ各2タイトルの販売に加え、各1タイトルを販売する予定だとしている。
[2019年2月18日・日刊遊技情報]