兵庫県遊連青年部会は9日、兵庫県神戸市中央区のANAクラウンプラザホテル神戸において第44回定時総会を開催。2018年度事業報告、2019年度事業計画など上程された議案は全て滞りなく原案通り可決承認された。
冒頭、挨拶に立った米田邦広部会長は「旧基準機の撤去問題や受動喫煙防止対策等、まだまだ大きな課題が山積しており、厳しい営業を強いられることとなるが、我々、青年部会は若い力と柔軟な考え方を大いに発揮し一致団結して、業界発展のために努力していかなければならない」と述べ、組合活動への理解と協力を呼び掛けた。また、本年度は活動の活性化と拡充という目標のもと、各種研修会の開催や情報交換、青年部会員の特色を生かした社会福祉貢献活動に力を入れていくとした。
また総会には、兵庫県警生活安全部参事官兼生活安全企画課の千代延顕司課長をはじめ永田秀一兵庫県議会議員、兵庫県遊連の岡本芳邦理事長など多くの来賓が訪れた。このうち来賓挨拶した千代延課長は、パチンコの依存問題がクローズアップされるなど業界を取り巻く環境の厳しさに理解を示し、「業界では依存問題を最優先課題として位置付けるとともに、その他の課題を含めて真摯に取り組まれていると承知している。これからも業界のけん引役としてこれらの問題に適切に対処され、パチンコ産業が健全な大衆娯楽としてさらに発展することを期待している」と述べた。
総会後に催された記念講演では、プロアドベンチャーランナーの北田雄夫氏が「可能性に挑む!~世界一過酷なマラソン走破~」を演題に、会社員を辞めて世界一過酷なマラソンに挑戦した経緯やこれまでに走破してきたアドベンチャーマラソンでの体験談、今後の目標などを語った。
[2019年5月20日・日刊遊技情報]