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フィールズ、適合率低迷で販売台数大幅減

フィールズは15日、2019年3月期の決算短信[日本基準](連結)を発表した。当期(2018年4月1日~2019年3月31日)の連結経営成績は、売上高516億3900万円(前期比マイナス15.4%)、営業損失13億6300万円(前期は57億3800万円の営業損失)、経常損失13億9600万円(前期は52億400万円の経常損失)。関係会社株式売却益、段階取得にかかわる差益などによる特別利益などを計上したことにより、純損失は2億9800万円(前期は76億9100万円の純損失)となった。

 

パチンコ・パチスロ事業においては、新規則機需要が喚起されたものの、下半期においてメーカー各社による型式試験の申請件数が急増したことで申請受理に至ること自体が困難を極め、型式試験厳格化による適合率の低迷なども影響して市場へのタイトル供給が低調に推移。型式試験通過待ちを含む複数機種を保有していたものの、販売が延期となり、当期におけるパチンコ・パチスロの販売台数は13万8000台(前期比マイナス5万3000台)と大幅に減少した。

 

2020年3月期通期の連結業績予想については営業利益15億円、経常利益15億円、純利益10億円を見込む。次期の事業推進においては、主力であるパチンコ・パチスロ事業への注力に加えて、円谷プロダクションの事業成長を最重要課題に位置付けている。

 

[2019年5月27日・日刊遊技情報]

 

フィールズ株式会社
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