愛知県遊技業協同組合(愛知県遊協)は5月23日、愛知県名古屋市中区のANAクラウンプラザホテルグランコート名古屋において第58回通常総会を開催した。総会は組合員総数230名中132名の出席により成立。2018年度事業、決算報告、令和元年度事業計画、収支予算、役員改選など上程された議案は全て原案通り承認可決した。役員改選では西原英烈理事長が再選を果たした。
西原理事長は冒頭の挨拶で、業界が発展するためにはそれぞれの地域社会で好感を持たれ、信頼される取り組みを積極的に推進していくことが必要だとの考えを示し「このような厳しい時だからこそ、我々が今まで行ってきた防犯カメラの寄贈、高齢者への福祉活動などの社会貢献活動をできる限り行い、県民のホール業界の好感度を高めていきたい」と述べた。
総会終了後には福祉寄金等の贈呈、永年勤続社員の表彰を実施。福祉寄金等の贈呈では17の福祉団体等に総額1090万円を寄贈した。また、社会福祉事業への多額の寄付が県下の社会福祉増進に寄与したとして愛知県知事より感謝状を受領した。
来賓祝辞では、愛知県警察本部生活安全部保安課の杉島健一課長が渡邊彰生活安全部長の祝辞を代読。6月1日から実施するパチンコ・パチスロライターによる取材や芸能人の来店イベント等に関する全ての告知の自粛について「このように真摯な対応ができる貴組合は素晴らしく、頼もしく感じている」と述べ、依存防止対策のさらなる推進に期待を寄せた。
[2019年6月6日・日刊遊技情報]