京都府遊技業協同組合(京遊協)は5月29日、京都市中京区のANAクラウンプラザホテル京都において第55期通常総会を開催。任期満了に伴う役員改選が行われ、白川鐘一理事長が再選した。
就任の挨拶で白川理事長は「執行部の世代交代を図っているところ。若い世代の斬新なアイデア、意見を聞きながらこの大変な時期を乗り越えていきたい」と決意を述べるとともに、参加組合員に対して引き続きの理解と協力を呼び掛けた。
来賓祝辞では、京都府警察本部生活安全部の髙田弘道次長が「パチンコは我が国の代表的な娯楽産業として親しまれている一方で、パチンコへの依存問題について国民が高い関心を寄せている。そのような中で、全国的には遊技機の不正改造事犯や違法な広告宣伝が後を絶たないなど、依然として業界の健全化に向けた課題が見られる」と指摘。そのうえで、パチンコ産業が今後とも遊技客が安心して遊技を楽しむことができる娯楽産業として多くの人々から受け入れられるよう依存防止を含めた一層の健全化への対策に積極的に取り組むよう求めた。
また総会では、多額の寄付を通じ京都府の社会福祉に貢献したとして公益財団法人京遊連社会福祉基金に対し京都府より感謝状が贈られた。
[2019年6月11日・日刊遊技情報]