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大遊協が総会、平川理事長が再選で5期目へ

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大阪府遊技業協同組合(大遊協)は7日、大阪市天王寺区のシェラトン都ホテル大阪において2018年度通常総代会を開催した。総会は組合員総数74名中、委任状出席を含め61名の出席により成立。2018年度事業報告並びに収支決算等承認、令和元年度事業計画並びに収支予算決定、組合定款及び規約の一部変更、任期満了に伴う役員改選の4議案を審議し、全て承認可決した。

 

事業報告によれば、同組合における2019年3月末のホール数は前年比49店舗減の653店舗、遊技機設置台数は同1万5485台減の26万5734台。事業計画では、依存問題について社会及び国からこれまで以上の取り組み強化が求められていることを受け止め、引き続き最重要課題として推進していくことが盛り込まれた。

 

役員改選では平川容志理事長を再任。就任の挨拶で平川理事長は、ホール業界は厳しい情勢下にあるとしながらも、理事長に就任したからには「全身全霊であらゆる課題、問題に積極果敢に取り組んでいく」と決意を表明。さらに、新執行部役員一同が組合設立趣旨である相互扶助・総親和の精神に基づき、真に健全な大衆娯楽として継続、発展させるため、より一層努力していくことを誓った。

 

総会には、来賓として大阪府警察本部生活安全部の高木久部長、多久竜一保安課長、森本清孝保安課長補佐が臨席。祝辞を述べた高木部長は、同組合が取り組む各種防犯活動に対し感謝の言葉を述べるとともに、パチンコへの依存対策、広告宣伝の健全化、ホール駐車場における児童の車内放置事案の未然防止の3点を要請。このうち広告宣伝の健全化については、昨年実施した大阪府下の営業所に対する広告宣伝の実施状況の調査において、著しく射幸心をそそる恐れのある広告宣伝が確認され、同組合が自主規制というかたちで迅速に対応したことに一定の評価を示し、引き続き業界自らの取り組みによる広告宣伝の健全化を求めた。

 

総会終了後の表彰状授与式では、暴力排除・防犯・少年非行防止活動等に対する優良支部・組合及び犯罪検挙等に功績があったホールに平川理事長より表彰状が贈られた。

 

[2019年6月14日・日刊遊技情報]

 

大阪府遊技業協同組合(大遊協)