JPSは6月21日、東京都台東区のホテルパークサイド上野においてパチスロ新台「Sオリスロ2AA」のプレス説明会を開催した。
本機はパチスロメーカーであるJPS、JINの2社と、ホール企業4社(コンチェルト、ザ・シティ、タイラベストビート、残り1社は欠席)が共同開発したPB機。メーカーがリリースする機種は一般販売用で、ホール企業が導入する機種は、各社オリジナルのPB機となる。
これらの機種は、機種名のほか、筐体やパネルデザイン、サブ基板で制御するサウンド演出等がそれぞれオリジナル仕様となっている。一方、メイン基板制御となるゲーム性やスペック、リール制御は各社共通で型式名も「Sオリスロ2AA」となっている。
本機のゲーム性はATタイプで1ゲームあたりの純増枚数は約3.0枚。リール両サイドのハイビスカスランプ点灯で擬似ボーナス確定となるシンプルなゲーム性で、「ボーナス」終了後は32ゲーム間の引き戻しゾーンに突入。複数の内部モードも搭載し、最上位モード滞在時は約90%でボーナスがループする。
発表会で登壇したJPSの相馬大悟代表取締役は「この度のプロジェクトは6社共同である。混沌とした時代にあって、互いに共鳴、共感する部分があり、プロジェクトに参加頂いた。今回のPBプロジェクトは第2弾であるが、弊社では次のPBプロジェクトも進めており、今年11月頃の導入を予定している。その後のプロジェクトも現在、企画中だ」と挨拶した。
各社の販売機種名は以下の通り。導入開始は各社で異なり、早いところで7月からとなっている。
JPS「どき!すろ」、コンチェルト「たまドキ!」、ザ・シティ「BELLE CITY」、JIN「花娘」、タイラベストビート「SLOT WONDER AGENT」
[2019年7月2日・日刊遊技情報]