フィールズは7日、2020年3月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)を発表した。2020年3月期第1四半期(2019年4月1日~6月30日)の連結経営成績は売上高190億9800万円(対前年同期比プラス113.8%)、営業損失6億8300万円(前年同期は27億3300万円の営業損失)、経常損失6億3000万円(前年同期は27億5500万円の経常損失)、純損失6億7700万円(前年同期は29億5700万円の純損失)と、売上は大きく回復したものの赤字を脱却するには至らなかった。
パチンコ・パチスロ事業においては、「ぱちんこ GANTZ:2」2万5000台などパチンコ計3万7464台(対前年同期比プラス1万7569台)、パチスロ「超AT 美ら沖」など計4464台を販売し、合計で4万1928台(同プラス1万8692台)を販売。遊技機の設置・点検事業では前年同期の約9倍となる9000万円を売り上げたほか、WEB広告事業も売上高2億2000万円で前年同期の約22倍となる大幅な伸びを達成。開発部門においても受注が順調で業績は好調に推移しているとした。通期ではパチンコ・パチスロ計11タイトル+甘デジ4タイトルの販売を予定する。
今後の見通しでは、本年末に向けて主力旧基準機の入れ替え需要が増加することから大型タイトルを含めた多数の遊技機を順次販売する予定としている。
また円谷プロダクションでは本年4月より全世界で配信を行っている「ULTRAMAN」が好調な結果を残しており、シーズン2の制作が決定しているほか、グッズやライセンス販売の拡大を見込む。また映画では企画・脚本を庵野秀明氏、監督を樋口真嗣氏が務める「シン・ウルトラマン」の制作も発表している。
通期の連結業績予想については直近に公表した内容からの変更は行われていない。
[2019年8月26日・日刊遊技情報]