ダイコク電機は8日、2020年3月期第1四半期決算短信[日本基準](連結)を発表した。
2020年3月期1四半期(2019年4月1日~2019年6月30日)の連結経営成績は、売上高91億4000万円(対前年同期比プラス33.0%)、営業利益7億8700万円(同プラス9.6%)、経常利益8億2900万円(同プラス2.1%)、四半期純利益5億4600万円(同マイナス1.2%)と、「REVOLA」をはじめとした主力製品の販売が好調に推移し、大幅な増収となった。
情報システム事業においては、全国主要都市で開催した展示会&セミナーで新AIホールコンピュータ「X(カイ)」をリリース。10連休となった今年のゴールデンウィーク商戦で、集客目的の設備投資への需要が一時的に高まり、パチンコ向けの大型液晶呼出ランプ「REVOLA」やCRユニット「VEGASIAⅢ」など主要製品の販売が好調に推移した。その結果、売上高75億6800万円(対前年同期比プラス48.7%)、セグメント利益12億3400万円(同プラス67.5%)と大幅な増収増益となった。一方、制御システム事業においては、表示ユニットの販売が前年同期を下回り、売上高15億7800万円(対前年同期比マイナス11.9%)、セグメント利益100万円(同マイナス99.6%)だった。
直近に公表されている業績予想からの修正はない。
[2019年8月29日・日刊遊技情報]