ネットの新ブランドとして始動したカルミナ(本社:東京都台東区)は13日、東京都渋谷区のStudio Freedomにてお披露目会を開催した。
同社の佐藤圭一代表取締役は「情報共有はあるものの開発部門を分離しており、オリジナルパチスロをお互いが製造していく。販売はネットに一任している」とネットとの開発・販売体制を説明。また、自らを「SLOT DESIGNER」とする佐藤代表取締役は1994年からパチスロの開発に従事し、学生時代も入れると30年もの間パチスロに触れてきた筋金入りの業界人であることを明かした。社名「カルミナ」の由来については、ローマの詩人・ホラティウスの歌集に由来するとし、その中で「カルペ・ディエム(その日を摘め)」という句の一部を遊技業界に置き換え、2021年1月に訪れる遊技機の総入れ替えリミットまでに果たすべきメーカーとしての責任を誓った。
壇上では、参考出品として「ハイドラ‐30」「ミルキィホームズ」「ウェイクアップガールズ!」の3機種を公開。いずれも機種コンセプトを「AAA(TRIPLE A-TYPE)」「The LIVE」とする非液晶機で、「AAA」は指示機能を使いAタイプっぽさを表現したと説明。もう一方の「The LIVE」については、音響効果やLED演出など筐体設計をメインにこだわり抜いたポイントをそれぞれ解説した。
イベントの司会を務めたのは佐藤代表取締役と20年来の付き合いがあるというパチスロライター・ガル僧さん。そして、実機に収録されている楽曲やボイスを担当した声優・徳井青空さんも応援に駆け付け、ともに機種の魅力をアピールした。
[2019年9月18日・情報島]