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経産省、8月特定サービス産業動態統計を発表 ~「パチンコホール」の売上高、前年同月比で2カ月連続の減少

経済産業省大臣官房調査統計グループは18日、「特定サービス産業動態統計調査」の8月分確定値を公表した。

今回の調査における「パチンコホール」の売上高は2992億8800万円、前年同月比の増減率はマイナス5.1%。これで2カ月連続の減少となり、マイナス幅は7月の数値(マイナス3.8%)を上回った。店舗数は対前年同月比マイナス1.5%、遊技機の設置台数も同マイナス0.3%とそれぞれ減少。従業員数は、「その他従業者」が同プラス1.0%となったが、「従業員合計」「正社員」はいずれも微減だった。

そのほかの趣味・娯楽関連業種では、「遊園地・テーマパーク」の売上高は対前年同月比プラス0.3%、12カ月連続の増加となった。また、「ゴルフ場」の売上高は同プラス3.3%、「ゴルフ練習場」の売上高は同プラス3.1%。利用者数も「ゴルフ場」が同プラス1.3%、「ゴルフ練習場」が同プラス4.4%とそれぞれ増加した。

同調査は、調査対象とする特定のサービス産業の売上高等の経営動向を把握し、短期的な景気、雇用動向等の判断材料とするとともに産業構造政策、中小企業政策の推進及びサービス産業の健全な育成のための資料を得ることを目的に、1987年12月から月次調査を開始し、毎月その結果を公表している。調査対象は、原則、調査業種に属する業務を営む企業(または事業所)で、調査業種の全国年間売上高のおおむね70%をカバーする売上高上位の企業(または事業所)となっている。

[2019年10月19日・情報島]

経済産業省