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藤商事、2020年3月期通期の業績予想を下方修正 ~遊技機販売台数が低迷

藤商事は30日、2020年3月期第2四半期決算短信[日本標準](非連結)を発表。また同日、2020年3月期通期の業績予想の下方修正も発表した。

第2四半期の連結業績(2019年4月1日~9月30日)は売上高113億9800万円(対前年同四半期増減率マイナス10.3%)、営業損失13億1900万円(前年同期は7億3700万円の営業利益)、経常損失13億7700万円(前年同期は8億8000万円の経常利益)、四半期純損失12億6600万円(前年同期は2億3200万円の純利益)と前年同期を大きく下回った。

同期間中、パチンコでは「P緋弾のアリアⅢ 設定付」「Pリング バースデイ 呪いの始まり 設定付」を販売し、販売台数は2万8500台(対前年同期比プラス12.5%)。一方、パチスロはグループ初の6号機「S呪怨 再誕 AT」を販売したが、第3四半期に計上するため販売台数はゼロだった。

また、同社は2019年5月10日に公表した連結業績予想を下方修正。修正後の2020年3月期通期の連結業績予想は、売上高347億円(同マイナス113億円)、営業利益15億円(同マイナス20億円)、経常利益15億円(同マイナス20億円)、当期純利益10億円(同マイナス13億円)となった。

修正理由は「Pリング  バースデイ  呪いの始まり  設定付」や「S呪怨  再誕  AT」の販売台数が低迷したことに加えて、パチスロ新規則機の低迷が長期化している市場環境をふまえ、第3四半期以降に投入を予定している各タイトルの販売台数計画の見直しを行ったことなどから、通期の販売台数計画を当初計画(2万4000台)に対して9500台に変更。これによりパチンコ・パチスロ合計の通期販売台数は前回発表予想(12万5000台)を下回る9万3000台の見込みとなり、売上高および各利益ともに前回発表予想を下回る見通しとなったためとしている。

[2019年10月31日・情報島]

株式会社藤商事

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