マースグループホールディングスが10月30日に発表した2020年3月期第2四半期決算短信[日本基準](連結)によると、売上高109億7000万円(対前年同四半期増減率マイナス7.0%)、営業利益17億1000万円(同マイナス22.8%)、経常利益19億4800万円(同マイナス20.0%)、四半期純利益8億9700万円(同プラス3.8%)。投資有価証券評価損で特別損失5億6300万円を計上したことにより、四半期純利益は微増となった。
中核となるアミューズメント関連事業では期中、新型パーソナルPCシステム「マースユニコン」を中心に販売。人手不足や人件費の高騰といったパチンコホールが抱える経営課題を解決するパーソナルPCシステムの潜在需要、そして消費税増税に伴う駆け込み需要を見込んだものの、先行き不透明な状況から買い控えが続き販売が限定的となったため、売上高は67億9400万円(前年同四半期比マイナス15.9%)、セグメント利益は15億7500万円(同マイナス25.4%)となった。
第2四半期連結累計期間におけるパーソナルの売上実績は28店舗、9月末時点における導入(実稼働)店舗数は累計1632店舗、市場シェアは20.3%。また、パーソナルを含めたプリペイドカードシステムの売上実績は30店舗、導入(実稼働)店舗数は累計1858店舗(市場シェア23.1%)。
なお、10月15日に公表されている業績予想からの変更はない。
[2019年11月1日・情報島]