経済産業省大臣官房調査統計グループは18日、「特定サービス産業動態統計調査」の9月分確定値を公表した。
今回の調査における「パチンコホール」の売上高は2753億1200万円、前年同月比の増減率はマイナス6.0%。これで3カ月連続の減少となり、今年最大の下げ幅を記録した。なお、2018年9月は同プラス2.1%だった。また、店舗数は対前年同月比マイナス1.2%、遊技機の設置台数は同プラス0.1%となった。従業員数では、「その他従業者」が同プラス1.5%となったが、「従業員合計」「正社員」はいずれも微減。
そのほかの趣味・娯楽関連業種では、「遊園地・テーマパーク」の売上高は対前年同月比プラス6.0%で、13カ月連続の増加。また、「ゴルフ場」の売上高は同プラス18.2%と大幅な伸長を見せ、「ゴルフ練習場」の売上高も同プラス9.8%と、ゴルフ関連の増加が続いた。一方、ボウリング場は同マイナス7.8%とパチンコ同様、減少が続いている。
[2019年11月22日・情報島]