経済産業省大臣官房調査統計グループは17日、「特定サービス産業動態統計調査」の10月分確定値を公表した。
今回の調査における「パチンコホール」の売上高は2620億3500万円。前年同月比の増減率はマイナス7.8%で、前月のマイナス6.0%を上回る今年最大の下げ幅となった。マイナス推移はこれで4カ月連続。また、店舗数は対前年同月比マイナス1.4%、遊技機の設置台数は対前年同月からの増減はなかった。従業員数では、「その他従業者」が同プラス0.3%となったが、「正社員」は同マイナス1.9%だった。
そのほかの対個人サービス業の趣味・娯楽関連業種では、「遊園地・テーマパーク」の売上高は603億2600万円で対前年同月比マイナス9.7%、「ゴルフ場」は91億1500万円で同マイナス2.2%、「ゴルフ練習場」は25億5900万円で同マイナス4.2%、ボウリング場は11億5100万円で同マイナス5.5%と、消費税増税の影響か軒並み落ち込みを見せた。なお、「遊園地・テーマパーク」における売上高の前年同月比マイナスは14カ月ぶり。入場料金・施設利用料金収入、入場者数ともに減少した。
[2019年12月20日・情報島]