大阪府遊技業組合連合会青年部会は22日、大阪府門真市の東和薬品RACTAB(ラクタブ)ドームにおいて毎年恒例の「未来っ子カーニバル」を開催。大阪府下の児童養護施設等34団体(大阪交通災害遺族会)から1877名(子どもたち、引率・保護者含む)が参加した。
未来っ子カーニバルは、事情があって家族と一緒に過ごす事が出来ない児童養護施設と交通災害遺族会の子ども達を招待し、楽しいクリスマスの1日を提供しようと、同青年部会が中心となって毎年実施している社会貢献活動。33回目となる今回は「~みんなの笑顔にあいたくて~未来につながる“ウィンターキャンプ”in東和薬品RACTABドーム」をテーマに、子どもたちにチャレンジ精神をもってもらうとともに、誰でも参加できる多数のイベントを提供した。運営は青年部会員が中心となり、大遊協の支部組合や組合員ホール、業界関連団体から関西遊商、回胴遊商など団体・販売商社、そして大阪府門真警察署、大遊協国際交流・援助・研究協会、ボランティア有志など5企業団体203名、その他14団体219名と多数が参加した。
正午からの記者会見では、平川容志会長(大阪府遊技業協同組合・理事長)が多くの関係者の協力のもと盛大に開催できたと謝意を述べ、「今回は、未来につながるウィンターキャンプがテーマ。ラグビーワールドカップ、来年の東京五輪など国際規模の祭典があり、ドーム施設をフルに活用して、スポーツ・音楽・ダンス・遊びなど様々なコンテンツのもと、子どもたちが思い出に残る楽しい1日となるよう考えている」とイベントの開催意義を説明した。
また、イベントを後援する大阪府から岸本康孝福祉部長が会場を訪れ、未来っ子カーニバルの青少年健全育成、社会福祉貢献への取り組みに対し野口賀蔵青年部会長に感謝状を授与した。グランドフィナーレ・音楽とダンスのスペシャルステージでは、シンガーの瀬戸野愛さん、ダンスグループ・Very Jam DanceSkool、そして大阪市民吹奏楽団の演奏により、参加者全員で「パプリカ」を歌い、ダンスを踊った。南実行委員長をはじめとしたボランティアは帰路につく子どもたちにセルプ商品詰め合わせのクリスマスプレゼントを贈り、一人ひとりとハイタッチして見送っていた。
[2019年12月23日・情報島]