マルハンは、１０月３０日から１２月１０日にかけて、全国２７会場で「働き方改革中間報告会」を計３０回にわたり開催。働き方改革に取り組む店舗の代表者および役職者（店長以上）、計１２６０名が参加した。
マルハンでは、２０１６年より単なる長時間労働の是正を行うのではなく、従業員ひとりひとりがワークとライフを充実させ、自立し共感を深めながら働き方改革を実施できるよう推進している。この報告会はその一環で行っているもので、今年度は３０のエリアに分かれて開催。各店舗による中間報告に加えて、さらなる推進力向上を目的に情報交換会を実施した。
今回の報告会で報告された主な取り組みは、店舗で私的配送物を受け取れるようにした「私的配送物の店舗受け取り」（『マルハンメガシティ静岡』）、面談される側が面談して欲しい人を指定する「指定面談制度」（『マルハン新大蔵谷店』）、着替え時間も勤務時間とし、私服に着替えてから終礼を行う「私服終礼の実施」（『マルハン青梅店』）など。
『マルハンメガシティ静岡』では、フルタイムで働く従業員が自宅に届く配送物の受け取りができないという問題を解消するため「私的配送物の店舗受け取り」を導入。ライフの問題解決により業務に集中できる環境を整えることで、ワークの充実につながっていると同時に、宅配業者の負担軽減にもつながっているという。
私的配送物の店舗受け取り『メガシティ静岡』