回胴式遊技機商業協同組合(回胴遊商)の関東・甲信越支部は20日、東京都文京区の東京ドームホテルにおいて新年研修会を開催。執行部・支部組合員を合わせ200名超が参加した。
冒頭、挨拶に立った大饗裕記理事長は「業界は現在、非常に厳しい状態。今年1年執行部以下しっかりやっていかねば来年はない、という決意を持って進んでいきたい」と述べた。また、昨年開催の理事会でサボハニ、セブンリーグ、メーシー、ミズホ、エレコ、アクロス、ユニバーサルブロスの7社を特別会員として加盟を承認したことを報告した。
今後の遊技業界の展望をテーマに講演した大饗理事長は、昨年12月よりパチスロ6.1号機の持ち込みが開始となり、各メーカーが日夜開発の努力をしているとし、「第1弾はおそらく3月末には出てくるのではないか」との見通しを語った。また「6号機のままでは、将来を悲観したホールオーナーさんによる閉店廃業が相次ぐのではないかと危惧しているが、我々だけではなかなか好転しない。ホール経営者が何とか将来も頑張ってみようと思えるレギュレーション作りをメーカー団体、ホール団体と協力して進めていきたい」と述べた。