神奈川県横浜市にIRの実現を目指す[横浜]統合型リゾート産業展実行委員会は29日、30日の2日間、横浜市西区のパシフィコ横浜で「第1回 横浜 統合型リゾート産業展」を開催した。
29日のオープニングセレモニーでは、主催者を代表し堀正人実行委員長が「日本は観光先進国を目指す中、日本にIRという産業が誕生する事になります。そのIR産業を創造支援・持続的な成長を支えるビジネスプラットホームになるのが本展示会。IR=ゲーミング(カジノ)という先入観を払拭していただき、正しいIRをPRできる機会にしたい」と挨拶。また、展示会を共催した統合型リゾート(IR)横浜推進協議会の川本守彦代表幹事は「IRへのきちんとした認識・認知、IRが横浜にどういった影響を与えるのか、気運醸成を図りたい」とした。
産業展に協賛したIR事業者は、メルコリゾーツ&エンターテインメントジャパン、ウィン・デベロップメント、セガサミーホールディングス、ゲンティン・シンガポール、ギャラクシー・エンターテインメント・ジャパン、ラスベガス・サンズの6社。この他、統合型リゾートに関連する企業40社がブース出展。大林組、鹿島建設、清水建設、大成建設、竹中工務店などの大手ゼネコン、そして東芝、日本電気、パナソニック、富士通、三菱電機など大手総合電機メーカーが様々な提案企画を打ち出していた。
なお、今回の展示会においては、IRのエンジン施設として位置付けられるカジノ関連の展示(ゲーミング機器等)はなく、各社「統合型リゾート」というテーマに沿った内容となっていた。