SANKYOは、今月2日に東京都墨田区の両国国技館で開催された「第十回白鵬杯 ‐世界少年相撲大会‐」(主催:第十回白鵬杯実行委員会/一般社団法人白鵬ドリーム基金)に特別協賛した。
大会名誉会長として主催者挨拶した横綱・白鵬翔氏は、第十回という記念大会を迎える事ができたと、大会を支援する協賛・協力各社団体に対して謝辞を述べた。また、自身の事として昨年9月3日、帰化により日本国籍を取得した事を報告。あらためて相撲のルーツ、そして日本の歴史と文化の一つであると、参加した子どもたちに向け「君たちは日本の宝だ」と述べるとともに、参加者全員が悔いのないよう全力を出しきって欲しいと激励した。さらに白鵬杯の新たなチャレンジとして、「来年は女子の参加も想定したい」との考えを明かした。
白鵬杯は、相撲の普及と競技人口の増加を推進するため、参加者および同行者の参加費(交通費・宿泊費)を主催側で補助し、地方や海外といった遠方からの参加を促している少年力士を対象とした小中学生相撲大会で今回で10回目。当日は、日本やアメリカ、ウクライナ、モンゴルなど世界の13の国と地域から集まった141チーム・1134人の小中学生たちが熱戦を繰り広げた。なお、5人が出場予定だった中国チームは、新型コロナウイルスの影響で来日を取りやめた。
大会には白鵬氏のほか、多数の現役力士が訪れ、審判役などを務めるなどして子どもたちとの交流を深めた。
SANKYOは「相撲を通じた各国との親善交流、青少年の健全な育成」を目的とした大会の趣旨に賛同し、協賛を通じて未来を担う子どもたちの応援を続けており、当日は会場の一画にSANKYOブースを設け、小さい子どもでも楽しめるゲームを提供した。