オーイズミは12日、2020年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)を発表した。
2020年3月期第3四半期(2019年4月1日~2019年12月31日)の連結経営成績(累計)は、売上高90億4900万円(前年同期比プラス21.4%)、営業利益11億7300万円(同プラス162.0%)、経常利益11億1000万円(同プラス300.0%)、四半期純利益6億4600万円(同プラス2.8%)と増収増益となった。
セグメント別の業績では、コア事業である設備機器が売上高69億9900万円(前年同期比プラス27.0%)、セグメント利益10億6600万円(同プラス215.6%)。高射幸性パチスロ機の撤去や「ギャンブル等依存症対策基本法」への対応などによりパチンコホールの設備投資全般が抑制的となるなか、設備機器部門においては「樹脂研磨式メダル自動補給システム」と「多機能IC玉・メダル貸機」の拡販に注力。遊技機部門においては、パチスロ6号機の市場投入を本格的に開始したことにより、機器事業全体の売上高は想定値を上回ったとしている。
このほか、不動産事業が売上高5億5400万円(対前年同期比プラス10.8%)、セグメント利益2億5900万円(同プラス4.4%)。電気事業が売上高7億5300万円(同マイナス3.2%)、セグメント利益2億4600万円(同マイナス3.0%)。コンテンツ事業が売上高5億6600万円(同プラス15.5%)、セグメント利益2300万円(前年同期は500万円の損失)。その他事業は売上高1億7400万円(同プラス2.7%)、セグメント損失1000万円(前年同期は2600万円の損失)となった。
なお、通期の業績予想については、2019年5月14日に公表した数値からの変更はない。