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【特集】パチンコ店の『一部禁煙』が増加、一方で20%が「禁煙」施策を断念 ~禁煙・分煙店舗レポート

パチンコ店内で目にすることが多くなった喫煙ブース。4月以降はこの中でタバコを吸わなければならない。

編集部では、全国のパチンコ店舗を対象に、禁煙(分煙)店舗数の推移や減少などをレポートにまとめた。なお、データについては弊社が運営する「禁煙パチンコポータルサイト(http://vsearch.johojima.com/nosmoke/)」、店舗データベース「P‐SEARCHⅣ」より3月6日付けで抜粋。集計対象は、インターネット上の公開ホールを対象とした。

『一部禁煙ホール』の増加傾向強まる

3月6日時点における全国パチンコ店の禁煙(分煙)店舗数は300店舗で調査対象店舗数における割合は3.4%。うち完全禁煙店は125店舗で1.4%、一部禁煙店舗数は175店舗で1.9%だった。

▼全国パチンコ店の禁煙(分煙)店舗数推移

調査時期 2018年
12月末日
2019年
6月18日時点
2020年
1月8日時点
2020年
3月6日時点
調査対象店舗数 9250 9134 8905 8782
禁煙(分煙)店舗数 239 256 284 300
調査対象店舗における割合 2.584% 2.803% 3.189% 3.416%
全席禁煙店舗数 80 92 118 125
調査対象店舗における割合 0.865% 1.007% 1.325% 1.423%
一部禁煙店舗数 159 164 166 175
調査対象店舗における割合 1.719% 1.795% 1.864% 1.993%

前回1月時点での調査までは全席禁煙店舗の増加率が高かったが、その後は一部禁煙の店舗が増加。改正健康増進法により4月から基本的には全店舗が禁煙となる中で、先行して一部禁煙化を行うことで影響を計ろうとする店舗が増えている。

また一度は全席禁煙にしたものの、一部禁煙あるいは喫煙可能に再変更した店舗も多い。禁煙化を一度行った後に変更で喫煙可能店舗としたのは68店舗(閉店含む)で比率にするとおよそ20%相当となっており、禁煙化によるデメリットの多さも伺える。最も新しい例は本年2月1日にグランドオープンした熊本県の『123山鹿店』だ。

同店は当初、完全禁煙でスタートしたが、現在は「お客様のご要望により遊技しながら喫煙できます」と喫煙可能店舗に変更。喫煙ブースや喫煙による離席管理システムを導入しているがレンタル灰皿が用意されている。

喫煙可への再変更の多くは一部禁煙としていた店舗であり、改正法施行後は要件を満たさない程度の禁煙コーナーは分煙の意義が薄いこともあってプラス要素となり難かったようだ。また全席禁煙としたものの、再度喫煙可に戻した店舗の大半は都市部の駅前型店舗となっており、競合店の多い地域では非喫煙者の増加を喫煙者の流出が上回った結果とみてよいだろう。

パチンコホールのイメージを一新するチャンス

この時期に先行して禁煙化を行った店舗は少なかったが、禁煙化した店舗の施策継続率は80%超と高い数値となっている。

4月1日以降、他店舗との差別化はなくなるが、先行して非喫煙者層を取り込み常連化することは出来ているのか。あるいは結局イーブンに戻るだけなのか。喫煙可の店舗は単純な客数減を恐れ、既に禁煙化している店舗も非喫煙者の流出が懸念される。禁煙化による新たな客層の増加を見込む声もあるが、差し引きでマイナスとなるのは明らか。新規則機への移行、新型肺炎の流行と多数の問題を抱える中での改正法施行。ネガティブに捉えがちだが、パチンコホールのイメージを一新するチャンスでもある。禁煙・分煙の周知、法令遵守を徹底し、なんとかイメージアップにつなげたい。

▼都道府県別禁煙(分煙)店舗数上位

都道府県 店舗数 全席禁煙店舗数
大阪府 31 7
東京都 30 10
愛知県 27 7
兵庫県 20 4
岐阜県 15 7
神奈川県 16 8
埼玉県 15 4
福岡県 14 4
広島県 12 7
宮城県 11 5

※本稿は2020年3月9日付け「日刊遊技情報」に掲載した記事をweb用に加筆・編集したものを掲載しております。

ジーマ
っていうか、2週間後には全国のパチンコ店が禁煙になってるんだな。
信じられないらぁ。
イスラ

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