警察庁は20日、一部改正した「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律施行規則及び遊技機の認定及び型式の検定等に関する規則の一部を改正する規則」を交付、同日施行した。
これを受けてパチンコ・パチスロ産業21世紀会では同日に旧規則機の取扱い内容を決議。設置期限の延長を受けた遊技機についても計画的な撤去を推進するために段階的な撤去期限を設定しており、高射幸性パチスロ機については当初の検定・認定切れの日付までに撤去を行うほか、射幸性が低いとされる羽根モノ・甘デジ等やパチスロノーマルタイプについては検定・認定切れより7カ月以内の順次撤去とし、その他遊技機についても本年末までに毎月撤去を行っていくとした。
2018年2月に施行された同規則の附則では旧規則機の経過措置として、検定公示日または認定を受けた日から3年の設置が認められていたが、改正規則ではその経過措置期間を1年延長。計4年間設置可能となっていた。決議内容では、ぱちんこへの依存防止に資する取り組みを継続しつつ、旧規則機を計画的に撤去することを目的に決議されたものであるとして「こうした遊技機を遊技業界全体で速やかに順次撤去していくる方向性は変わりない」との方針を示した。
具体的な決議内容は「2020年5月の規則改正の施行日以降2020年12月31日までに当初(規則改正前)検定切れ、認定切れとなることとなっていた遊技機の取扱い」「当初2021年1月1日以降に検定切れ、認定切れとなることとなっていた遊技機の取扱い」「これらの遊技機の計画的な撤去を推進するために、新旧遊技機設置比率明細書を遊技機入替の都度担当所轄警察署へ提出する」の3点。
「2020年5月の規則改正の施行日以降2020年12月31日までに当初(規則改正前)検定切れ、認定切れとなることとなっていた遊技機の取扱い」については、①高射幸性回胴式遊技機、②ぱちんこ遊技機の羽根モノ、ちょいパチ、甘デジ(TS100未満)及び回胴式遊技機のノーマルAタイプといった比較的射幸性の低い遊技機、③その他の遊技機で対応が異なる。
①については、それぞれ当初の検定・認定切れの日付までに撤去。②については、当初の検定・認定切れの日付から7ヵ月(210日)以内に順次撤去。③については、2020年12月31日までに撤去することとし、2020年5月20日時点の当該遊技機設置台数の15%を目途に毎月撤去を行う。なお、「当初」となっているのは、改正規則が20日に施行され、有効期間がすでに1年延長されているためだ。
また、「当初2021年1月1日以降に検定切れ、認定切れとなることとなっていた遊技機の取扱い」も高射幸性回胴式遊技機とそれ以外の遊技機とで対応が異なり、高射幸性回胴式遊技機はそれぞれ検定・認定切れの日付までに撤去。それ以外の遊技機については、2021年11月30日までに撤去することとし、2021年1月31日時点の当該遊技機設置台数の15%を目途に毎月撤去を行う(7〜9月のオリンピック期間を除く)。
今後、パチンコホールはこれらの決議内容を踏まえた「誓約書」を提出する必要がある。誓約書では21世紀会の決議内容を遵守し、経過措置期間の延長の趣旨を理解したうえで、旧規則機の計画的な撤去、新旧遊技機設置比率明細書を遊技機入替の都度、担当所轄警察署に提出することへの誓約が求められる。
21世紀会では、「新型コロナウイルス感染症の影響に伴い、旧規則機から新規則機への入替が困難な状況の中、この事態を業界存亡の危機と捉え、全日遊連だけでなく、メーカー団体や販社団体等、遊技業界が一丸となって行政当局に要請を行ってきた経緯があり、メーカーや販社の方々への影響も考慮したうえで、21世紀会で決議した」として理解を呼び掛けている。
この業界は本当に自分らの都合のいい様に変えていきますね。店にはいれば設定も激アツもなにもかも関係なくなるこのホルコンシステム。各店側の設定した通りに動いているこのシステムにまだ抽選してるとか設定があると思っている馬鹿がいる事を残念に思う。早く目を覚ましてほしいです。
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