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日電協が総会、メダルレスパチスロは「2021年春を目標に調整」

日本電動式遊技機工業協同組合(日電協)は12日、東京都千代田区のパレスホテルにおいて第40回通常総会を開催した。加盟メーカーにおける新台パチスロ機の出荷台数を示す証紙発給枚数は昨年度比22.2%増の41万984枚だった。

総会の冒頭、挨拶に立った兼次民喜理事長は、規則改正により旧規則遊技機の検定・認定期間が1年延長となったことについて「我々にとっては、検定・認定期間が延びることで一面的には商いの機会が少なくなると考えられがちだが、ホールのみなさんはこの間、休業や4月からの屋内禁煙の影響がある中で、生き残れるホールも増えるのではないかと考えている。その結果、我々が製造した遊技機を購入してくれるホールが、危機を乗り越えてまた新たに購入者になってくれることで、我々の利益にもつながるはず」との考えを示した。また、これら一連の措置について「ホール団体と製造・販売団体のニーズは明らかに相反しているが、大きな視点で合意し、議員連盟の場で行政にお願いしたところ、1年延長していただいた」と理由を語った。

総会後の記者会見では、2020年度の事業方針や、2019年度の証紙発給枚数などを報告。事業方針では、遊技産業を取り巻く状況に適合した遊技機の開発と環境整備などを盛り込んだほか、新型コロナウイルス感染拡大等諸般の事情により「パチスロサミット 2020」を中止することとした。同イベントは、旧規則機の撤去に伴う、市場の低迷とファン離れなどの懸念を抑制するため、一般ファン及びホール関係者を対象とした6号機及び6.1号機の新機種試打会と依存問題啓発や闇スロ撲滅の啓蒙促進を目的に開催を予定していた。

質疑応答で新型コロナウイルスの影響について問われた岩堀和男副理事長は「パチスロ機は共通部品が多いことから、今のところ部品調達にコロナの大きな影響はない」と回答。その一方で、世界的にこの状況が続けば部品調達に影響が出る可能性があること、緊急事態宣言に伴う開発の遅れや、保通協への申請件数が削減され、2カ月ほど空転していることなどをあげ、「新台の供給が新型コロナウイルス前の水準に戻るには、今後の第2波、第3波の影響もあるが、数カ月くらいはかかると予想している」とした。

また、メダルレスパチスロの進捗に関しては、当初2021年2月くらいまでとしていた供給目標は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で数カ月延びているとし、「できる限り急ぎたいが今のイメージだと2021年の春ぐらいに目標を遅らせた形で調整していきたい」と説明。そのうえで「メダルレスはメダルが無いため衛生的で、特に今のコロナの状況を踏まえて、衛生面も含めて現行機との差別化が図れるようにというところも行政にお話をして、2021年春を目標に取り組んでいきたい」と話した。

日本電動式遊技機工業協同組合(日電協)

兼次民喜理事長

ダオ
ダオ
メダルレスパチスロって導入するメリットある?
メダルを触らなくて済むから、コロナの感染防止にいいんじゃない。
ジーマ
ジーマ
ダオ
ダオ
でも、供給目標は来年の春なんだが。
カチ盛りできなくなるのはさみしいらぁ。
イスラ
イスラ

コメント:4件 コメントを書く

  1. それでお客様が増えますか?
    そんな事よりも業界復活が優先なのでは⁉️
    パチ、スロのお客様がそもそも減ってる
    スペックダウン
    コロナ
    崩壊しますよ

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  2. 台自体がVRになりそうだな

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