高知県内でパチンコ店『ホームラン』を展開するホームラングループが、徳島市に本社を置くノヴィルホールディングスの傘下に入ったと、8月20日付けの高知新聞が報じた。
記事によると、1970年代に創業したホームラングループは、一時、高知県内に十数店舗を展開し、2002年12月期にはグループ全体の売上高は519億円を計上した。その後、県外大手の進出や遊技人口の減少などを背景に売上高は減少。店舗の閉鎖を進めるなどして対応したが、19年12月期の売上高は159億円にとどまり、近年は多額の負債を抱え、債務超過に陥っていたという。
飲食業や温浴施設、自動車販売など幅広い事業を手掛けるノヴィルホールディングスは、徳島を中心に香川、千葉、兵庫でパチンコ店『ミリオン』を運営するほか、パチスロメーカーの「バルテック」も傘下に収める総合レジャー企業。グループ24社の売上高は810億円(2020年4月期)に上る。
記事によると、コンサルタント会社からM&A案件を提示され、共通の取引先があったことなどから「円滑な引き受けが可能」と判断。入札を経て、今年8月4日に会社分割で新設したネクスト(本社・高知市)の全株式を取得し、実質的に全事業を引き継いだ。
すでにノヴィルグループのホームページには、『avanti大津』『南国ホームラン』『一宮ホームラン』『ニュー南国ホームラン』『第7ホームラン』『第13ホームラン』『avanti土佐道路』の7店舗がグループに加わったことが告知されている。
ジーマ
徳島県内にあるパチンコ店の半分近くがノヴィルグループの『ミリオン』なんだってさ。
それは凄いな。
ダオ