日本遊技関連事業協会(日遊協)は18日、パチンコ業界の様々な統計情報をまとめた「遊技業界データブック2020」を同協会ホームページ上で公開した。
日遊協では、蓄積されたデータや知識を体系的にまとめあげ、正しい業界像を示していく試みが必要であると考え、設立30周年記念事業の一環として昨年、「2019年版」を発刊。本書はそれに続く2冊目となり、雇用、売上、粗利、ファン層などのデータを一同に集め、業界の説明や陳情の際、客観的なデータとして活用を呼びかけている。
解説編とデータ編の2部で構成され、解説編では2019年の遊技業界の概況を解説。業界全体はもとより、社会的、経済的、人的資源的の3つ視点からそれぞれまとめた。また、「新型コロナウイルス問題への対応」と題した特別稿を載せ、長期化するコロナ禍の影響と対応をまとめている。またデータ編では、パチンコ業界に関するデータとして、「風俗営業等の現状と風俗関係事犯の取締り状況等について」(警察庁)、「レジャー白書」(日本生産性本部)、「パチンコホール経営業者の経営実態調査」(帝国データバンク)、「パチンコ経営企業及びパチンコホール調査」(矢野経済研究所)、「DK‐SIS白書」(ダイコク電機)などの統計調査を一同に網羅した。
同書は、電子書式スタイル(PDF形式)で公開されており、ダウンロードにより入手が可能となっている。