ユニバーサルエンターテインメントは25日、「当社と無関係な企業・団体によるオンラインパチスロ等の事業について」と題したリリースを発表。オンラインパチスロ等のオンラインカジノ事業を進めている企業・団体、事業に一切関係していないと主張した。
同社は、「テクノゲーミング」/「Techno Gaming」という名称を用いて、オンラインパチスロ等のオンラインカジノ事業を進めている企業・団体の存在を確認。当該企業・団体が開設したと見られるオンラインパチスロ事業に関するウェブサイトには「各機器メーカーとの直接取引によって合法的にオンラインパチンコゲームソフトを仕入れます」との記載や、別の関連するウェブサイトには、オンラインパチスロに関して、ユニバーサルエンターテインメント製遊技機への言及や当該オンラインパチスロに設置される遊技機が「遊技機メーカー公認」などと記載されているという。
同社は、それらの企業・団体、事業に一切関係していないと主張するとともに、「他の企業・団体を含め、オンラインカジノ事業について、当社製遊技機のオンラインソフトの使用の公認を与えたことも一切ない」と、注意を呼び掛けている。
また、「IoTアミューズメントCITY」や「NESTA Blockchainプラットフォーム」などと謳ってオンラインパチスロ事業に関する説明資料がパチンコ店で配布されるといった事例が発生しているとして、あわせて注意を呼び掛けている。
同社は「引き続き調査を進めるとともに、必要に応じて然るべき法的措置を講じることも検討していく」としている。