保安通信協会(保通協)は1日、9月中に実施した型式試験の実施状況を公表した。
パチンコは結果書交付71件(前月比マイナス4件)に対して適合29件(同プラス1件)で、適合率(適合件数/結果書交付)は40.8%(前月は37.3%)。パチスロは結果書交付84件(前月比プラスマイナスゼロ)に対し、適合は11件(同マイナス3件)で適合率は13.1%(前月は16.7%)。パチスロ適合率は本年最低を3カ月連続で更新。年末に向けて旧規則機の大量撤去を控える中で一向に適合状況が改善しない危機的状況にある。
9月中の受理件数はパチンコ85件(前月比プラス2件)、パチスロ86件(同プラス1件)と高水準を維持している。
遊技機の型式試験を巡っては、新たな指定試験機関「GLI Japan」がパチンコの型式試験をスタートさせている。GLI Japanが1日に公表した型式試験実施状況では9月中にパチンコ1件の結果書交付があり、適合第1号が出ている。
現在はさらに4型式が試験中となっており、うち2件は10月中の試験終了が予定されている。