仕掛け人は『幸チャレ』のひげ紳士氏
前回、かなり久しぶりにコラムを書きましたが、予想よりも反応して下さったみたいでして。皆さま、ありがとうございます。「マスクマンが復活した!!」みたいな感じだったようですね。
今回は、このところ足繁く通っております「ゲームセンタータンポポ」について書きたいと思います。
詳しいことは「ゲームセンタータンポポ」のホームページに書いてありますが、営業時間は10時から20時、遊戯料金は時間制で1時間1000円、3000円で終日打ち放題となります。当然ですが景品には交換できません。
7月3日に東京・福生にオープンした同店の仕掛人は、埼玉県幸手市のパチンコ店『幸手チャレンジャー』のオーナーでもあるひげ紳士さんです。今年2月末にパチンコ店だった『タンポポ』が閉店となり、その前からひげ紳士さんは『タンポポ』のオーナーさんと話し合って、パチンコ・パチスロのレトロ台専門のゲームセンター化を計画していたようです。
グランドオープン当日はホール勤務で行けず、初来店はその数日後。第一印象はとにかく「懐かしい!!」のひと言に尽きました。店内にあるほぼすべてのパチンコ機は私が当時、実際に打っていた機種で、しかも保存状態がとてもキレイなことには驚きました。
このコラムを書いている時点ですでに10回以上来店しています。高速道路を使っても片道約1時間ぐらいかかりますので、時間のムダと思う方もいらっしゃるかもしれません。が、私は日本全国に1軒しかないお店に1時間で行けるのは近いほうだと思っています。
朝一がアツい!?平和のデジパチ「綱取物語」
さて、私が「ゲームセンタータンポポ」に通う中で毎回のように開店から閉店まで打ち倒しているのが、平和のデジパチ「綱取物語」です。
「綱取物語」が現役バリバリだった頃のことは今でもよく覚えています。当時は開店と同時に「綱取物語」コーナーにユーザーがどっと流れ込むという光景が多くのホールで見られましたが、私もその中にいました。
「綱取物語」は朝イチ出目【十両・金星・小結】であれば「通常モード」で、大当り後に「通常モード」「天国モード」「地獄モード」のどれかに振り分けられるゲーム性。ホールによっては特定の時間で電源を入れなおすというサービスや、地獄モードなどでハマっていた場合、電源カットすることで朝イチ出目に戻って通常モードから打たせてくれるホールなんかもありました。
通う理由は、自分自身、そして「ゲームセンタータンポポ」への投資
知り合いの業界関係者の方々は1回来店したら飽きてしまったみたいですが、私が10回以上来店しているのには理由があります。
一つ目はこの「綱取物語」のスペックをあらためて考察してみたかったからです。
当時、あまりにも当らなければすぐに諦めて別の台に移ってしまっていたため、モード移行について詳しく分かりませんでした。しかし、タンポポで打ちながら検証してみると、地獄モードだと思っていたのは実は通常モードだったのではないか、と再認識させられました。
もう一つのタンポポに通う理由は、自分自身、そしてタンポポへの投資です。
「ゲームセンタータンポポ」は機種だけではなく、その中の雰囲気までもが当時を再現しています。ひげ紳士さんや店員のハザマさんなどの煽りマイクや接客などは勉強になりますし、特にひげ紳士さんの煽りマイクの文言なども覚えるようにしています。さらに来店して打つことで、今後も旧台の維持や保管にも支援できるものと考えています。
ひと昔のパチンコ・パチスロは現行機種と比べると、それなりに遊べた印象がありました。現在は経済の影響もあって玉の単価も下げていかないと、ユーザーの来店も少なくなるよね、、、とか考えながらいつも打っています。
■プロフィール
拝 二刀(おがみ にとう)
パチンコ歴20年以上のホール従業員。最近は財布事情も厳しく、公休日のパチンコは低貸パチンコのみ。条件が良ければ高速道路を使って片道1時間のホールまで打ちに行くマスクを被った変わり者。さらに、最近オープンした「ゲームセンタータンポポ」に足繁く通っている。
高速1時間なんて 羨ましい。私は下道7時間かけて行ってます
そうそう このドル箱タワーを見て 「俺もやってやるぜ❗」と、当時は思ったんだよな