日本遊技関連事業協会(日遊協)は15日、本年度初となる女性活躍推進フォーラムを開催。会員ホール企業など18社から女性社員31人が参加した。
女性活躍推進フォーラムは、女性も働きやすい環境、キャリアを描ける風土、女性が一層輝く企業・業界づくりの一環として日遊協の人材育成委員会が企画開催するもの。会員企業の枠を超え女性社員同士が一緒に現状の課題抽出や改善策の模索、キャリアプラン、ワークライフバランス等について考えていく。今年度はすべてオンラインで開催され、来年2月の第5回にはプレゼンテーションを開催する予定となっている。
担当役員の都筑善雄理事は、「私どもの業界は社会からオープンにはなかなか見られていない。こうした機会に各社の方々とコミュニケーションを進めて、良いところはどしどし取り入れる姿勢で臨んでいただきたい。オンラインでは意思疎通が難しいかもしれないが、ツール操作のノウハウを磨きつつ、色々な意見をぶつけ合って、新たな基本を作っていけるようにして下さい」と挨拶。
また、企画運営する人材育成委員会の水野賢一副委員長は「今以上に女性の活躍できるよう企業は求められている。このフォーラムをきっかけに、魅力ある業界づくりへの流れを変えていければと思っている。社会、会社、個の壁とまだまだあると思うが、まずは会社、個の壁を切り拓いていける事を考え見つけてほしい」と述べた。
基調講演では、デライトコミュニケーションズのまつもとゆみ氏が「個を活かす組織づくり~部下の主体性と組織の生産性を引き上げる関わり~」についてレクチャーした。