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日本金銭機械第2四半期決算、パチンコホールの入替需要停滞により赤字拡大

日本金銭機械は5日、2021年3月期第2四半期決算短信[日本基準](連結)を発表した。

2021年3月期第2四半期(2020年4月1日~9月30日)の連結業績は、売上高81億500万円(対前年同四半期増減率マイナス40.0%)、営業損失15億200万円(前年同期は6200万円の営業利益)、経常損失15億6100万円(前年同期は1億300万円の経常損失)、純損失15億5100万円(前年同期は2億9000万円の純損失)と赤字は拡大。コロナ禍の影響で、カジノやパチンコホールの投資意欲は極めて低調に推移するなど厳しい状況が続いた。

パチンコホール向け機器市場では、規制強化等による厳しい市場環境に加え、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う営業自粛などの影響から、パチンコホール設備機器の入替需要が停滞。メダル自動補給システムを中心とした主力製品の販売が減少したことなどにより、セグメント売上高20億8200万円(前年同四半期比マイナス31.1%)、セグメント損失4億7300万円(前年同四半期は5600万円の損失)となった。

なお、2021年3月期の連結業績予想については、新型コロナウイルス感染拡大による事業への影響が依然として不透明なことから、現時点において合理的な算定が困難であるため、引き続き未定とした。

日本金銭機械株式会社


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