オーイズミは13日、2021年3月期第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)を発表した。
2021年3月期第2四半期(2020年4月1日~9月30日)の連結経営成績は、売上高44億8100万円(対前年同期比マイナス29.4%)、営業利益3億500万円(同マイナス67.4%)、経常利益3億9800万円(同マイナス53.2%)、四半期純利益2億7600万円(同マイナス47.0%)と減収減益。
機器事業では、周辺設備機器部門において「樹脂研磨式メダル自動補給システム」「多機能IC玉・メダル貸機」の拡販に注力したが、営業活動の自粛や先行き不透明な状況からパチンコ店の設備投資スタンスは抑制的であり、販売状況は厳しいものとなった。また、遊技機部門においても、新規則機への入れ替え需要の動向を踏まえ、パチスロ機のリリースを第3四半期に繰り延べたことなどが影響し、機器事業のセグメント業績は、売上高17億8800万円(前年同期比マイナス63.8%)、セグメント損失3500万円(前年同四半期は7億7500万円の利益)となった。
このほかのセグメント別業績は、不動産事業が売上高3億9100万円(対前年同期比プラス6.5%)、セグメント利益2億600万円(同プラス9.0%)。電気事業が売上高5億5500万円(同マイナス4.3%)、セグメント利益2億7400万円(同プラス6.1%)。コンテンツ事業が売上高4億2500万円(同プラス18.0%)、セグメント利益700万円(同プラス395.1%)。食品事業が売上高12億7500万円、セグメント利益1億2700万円。その他事業は売上高4400万円(対前年同期比マイナス57.1%)、セグメント損失1500万円(前年同期は600万円の損失)。不動産事業、コンテンツ事業においては安定的な収益を上げている。
なお、2021年3月期の業績予想については、新型コロナウイルス感染症の影響が不透明であり、現段階で合理的な算定が困難であることから、引き続き未定としている。