人気ブロガーや多くのフォロワー数をもつツイートの発信者がその活動をいつの間にか休止する。ネット上では「なぜだ?」「どうして?」といった具合にちょっとした騒ぎになり、健康を危ぶむ声さえ飛び交うが、「神奈川マルハンの甲斐ちゃん」こと『綾瀬土棚店』に勤務していた甲斐絵里子さんも7月27日にフォロワーたちへ突然「卒業」を告げたあと、8月6日をもってしばし消息不明となっていた。
そんな彼女が「甲斐ちゃん@店長補佐奮闘中」のアカウントでツイートを再開させたのが10月下旬になってから。甲斐さんは神奈川県をはなれ、長野県松本市の店舗へと「転勤」となっていたのだ。
今回は新天地での近況を聞くため、『マルハン松本店』に甲斐さんを訪ねた。
「お堅い」マルハンのイメージを突き崩す
「アイドル店員」と呼ばれる女性たちの多くは、もっぱら勤務先のパチンコ店をPRするため、SNSなどでの活動をおこなっている。おかげで店の認知度があがり、〝アイドル〟目当ての遊技客も増えてきた。広告塔を担う彼女たちと店の関係はいわば不可分であり、転勤や退職ともなれば、店はせっかくのPR人材を失ってしまうことになる。『松本店』へ異動となった甲斐さんの場合はどうなのか。まずはマルハンの転勤事情について聞いてみた。
「マルハンの社員はたいてい1、2年で異動します。わたしも初任地の『横浜町田店』から現在の『松本店』までの転勤回数を数えると……詳しく話すと年齢がバレてしまうので、ないしょです」
笑顔でこうはぐらかした彼女だが、全国に314店も運営するマルハンは、かつては店長クラスでさえ頻繁に異動を繰り返していたのだという。新規出店が盛んだった10年ほど前までは、半年に1回の転勤もざらだった。
ちなみに甲斐さんはマネージャーの肩書をもつ20代。マルハンにおけるマネージャー職の役割は、店舗での接客を含め、店舗の実績管理、運営戦略、アルバイト採用、要員計画、人材育成計画、広告宣伝計画、遊技台選定など多岐にわたる。役職者のみが担当するツイッターでのPRは3年前からはじめた。
業界では「お堅い」イメージの企業だとされるマルハンだけに、少々型破りな甲斐さんのツイートやTikTokをもちいた動画は次第に注目されていく。
「お店にとって新台の告知は大切ですが、そればかりではつまらない。ひとを喜ばせることができれば、自分も楽しい。なので、最初の頃からちょっとおバカな動画をよくUPしていました」
下品。髪の色も雰囲気もDQNにしか見えない。パチンコ屋ごときに愛社精神なんぞ、宗教に洗脳された信者と何も変わらない。
マルハンなんかぶっこ抜きの営業なので内容が全く違いますよ