保安通信協会(保通協)は1日、11月中に実施した型式試験の実施状況を公表した。
パチンコは結果書交付64件(前月比マイナス12件)に対して適合32件(同プラス5件)で、適合率(適合件数/結果書交付)は50.0%(前月は35.5%)。パチスロは結果書交付69件(前月比マイナス21件)に対し、適合は17件(同マイナス1件)で適合率は24.6%(前月は20.0%)。パチンコにおいては適合数、適合率がいずれも今年最高値を記録し、またパチスロにおいても前月に続いて適合率が20%台で推移した。
11月はじゃん球が1件不適合となった。不適合の理由としては「遊技球発射装置にすき間、スリット又は穴があり、遊技メダル等が容易に挟み込める構造で、発射強度が0にならないように固定できる性能を有していた」「連続装置が作動した際に開放条件装置が連続して作動する最大作動回数を抽せんで決定する性能を有していた」などがあげられている。
11月中の受理件数はパチンコ84件(前月比マイナス8件)、パチスロ78件(同マイナス14件)とそれぞれ減少している。
また同日、GLI Japanが公表した11月中の型式試験実施・受理状況によると、パチンコ3件の結果書交付があり、3件全てが適合。11月はパチンコ3件を受理しており、現在、5型式が試験中となっている。