全商協所属の関西遊技機商業協同組合(関西遊商)は22日、大阪市浪速区の組合事務所において、大阪府社会福祉協議会より車イス寄贈に対する感謝状の贈呈式を行い、大阪府社会福祉協議会の森垣学事務局長より、関西遊商の小西哲也理事長に感謝状が授与された。
関西2府4県への車イス寄贈事業は、関西遊商が社会貢献活動の柱として実施しているもの。毎年秋に開催しているチャリティゴルフによって浄財を集めていたが、今年は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から開催を中止したため、浄財を組合員から募金というかたちで集め、計40台の寄贈が実現した。そしてこの度、寄贈先の中で一番多い10台の車イスを寄贈した大阪府社会福祉協議会から感謝状の授与となった。
社会福祉協議会の森垣事務局長は「コロナ禍によって貴組合も大変な中、中止される事なく車イスを寄贈頂いた事に大変感謝申し上げる」と謝辞を述べた。また、関西遊商の小西理事長は「今年はコロナ禍によって我々の業界は大打撃を受けた。大変苦しい状況ではあるが、これまで続けてきたこの活動はとても大事な社会貢献活動として組合員も認識しており、続けていける間は何としても継続していきたい」と、活動継続を誓った。