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RSN、ホールスタッフ向け依存問題基礎講座の実地検証をスタート

パチンコ依存問題の相談機関であるリカバリーサポート・ネットワーク(RSN)は、機関紙「さくら通信」第164号(2020年12月25日発行)において、「ホールスタッフ向け人材育成プログラム パチンコ・パチスロ 依存問題基礎講座 e-Learning サービス」について、複数のホール企業の協力のもと、2020年11月20日よりベータ版による実地検証を開始したことを報告した。

同サービスは、パチンコ依存問題対策の重要な軸の一つである従業員教育のためにRSNが企画・開発を進めてきたもの。PCだけでなくスマートフォンでも受講でき、ホールで働く全てのスタッフが簡単に使える点が特徴で、パートスタッフから研修指導者まで業務のレベルごとに異なる講義プログラムが用意されている。

2022年春までの供給を目指して準備を進めており、RSNは「ホールスタッフが共通の依存問題講座をいつでも受講できる、世界でも類を見ない世界最高水準の対策が、もう少しでお届けできる」としている。

また、2020年11月の電話相談データ報告によると、電話相談件数は258件(支援室35件含む)で、10月の319件より61件減少した。

相談件数258件のうち初回相談は131件あり、本人からの相談は113件、家族・友人は18件。本人からの相談経路(131件)の内訳は、ホール内ポスター51件、インターネット27件、不明・拒否14件、ホール配布物6件、ホール貼付ステッカー5件、ホール折込チラシ3件、ホール関係者3件、その他4件だった。

リカバリーサポート・ネットワーク(RSN)


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